富士山登山(登山~下山:吉田ルート)

mt fuji Top
呂孔トップ写真

世界遺産(文化遺産)の富士山は「一度は見てみたい、登ってみたい」と世界中の人が憧れる、とても美しい山です。今回は登山~下山までの道筋を案内いたします。約200枚ほどの写真になりましたが、クルクルとスクロールして雰囲気を眺めていただけたら幸いです。
では、出発しましょう。

富士山登山
吉田ルートは橙色(だいだい)・黄色で協調されています。6合目で渡される案内です。(富士山環境保全協議会 制作)

登山ルートは色別で分けられいます。自分が利用するルートの色を覚えておくと、分岐点での間違いを防ぐことができます。
(*ロクさんも下山の八合目分岐点であぶなく間違えそうになりました ^^;)

富士スバルライン五合目(吉田ルート)は橙色(だいだい)・黄色です。

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富士山オフィシャルサイト:引用
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富士山オフィシャルサイト:引用
山梨県観光文化部世界遺産富士山課の発行パンフレット:引用

いざ!というとき頼りになるのは、
頭の片隅にあった知識
リュックにつめた備えです。

富士山パーキングからバスで五合目へ

富士山パーキング🅿

夏季の富士山マイカー規制期間なので富士山パーキング(山梨県立富士北麓駐車場)へ駐車🚗(¥1,000)して、シャトルバス🚌(¥2,500往復)で富士山五合目まで移動します(約45分)

〒403-0005
山梨県富士吉田市上吉田字剣丸尾5597-84
シャトルバス :0555-72-6877
駐車場    :0555-72-9900

注意

富士スバルラインを通れる時間は決まっています。
五合目から最終シャトルバスに乗り遅れると次の日の朝まで下りることができません。五合目で泊りになるので、下山時間にはくれぐれも気を付けてください

また、シャトルバスの時間は変更もあるので、その都度確認するのがいいと思います。

*乗り遅れたら大変!(@_@;)

富士山パーキング(山梨県立富士北麓駐車場)
シャトルバスのチケットを購入します

富士山山頂への希望に満ちています☆彡。

五合目に到着

約40分ほどで五合目へ到着です。

下山のシャトルバスもここから出発します。

休憩所で身支度を整えたりして、富士山の気圧に体を慣れさせます

五合目(出発です)

目標はあの山頂です👆

見た感じ、近くかんじるんですが・・・

いい眺めです
¥1,000(基本)
ヒモも吉田ルートの黄色です。
山梨県/富士登山をされる皆様へ「富士山保全協力金」のお願い (pref.yamanashi.jp)

優待施設:PDF(山梨県))

登山入り口に富士山保全協力金の受付があります。

¥1,000(基本)を支払うと木製のキーホルダーと登山情報のパンフレットがもらえます。

なんと、この木製キーホルダーを提示するといろんな優待が受けられます。

(*ずっと知らなかったので、一度も使ったことはありませんが、気持ちがうれしいですね。)

行きましょう!

外来植物富士山に入れないように、靴についた泥などをマットで落とします。

すこし遅い御来光です。

六合目までは景色を楽しみながら、ゆっくり歩いてさらに気圧に体を慣れさせましょう

早く頂上へ!の焦りは禁物です

この差が、八合目あたりで高山病の原因につながります。

*なせなら、ロクさんも経験したから^^:
無事に下山しましたが、八合目あたりから、あれ?なんか頭が痛いような?風邪ひいたかな?と、思いながら続けました。下山してきて五合目で頭がガンガンしてました。以後は焦らずゆっくり登ってます。)

石畳を上がります。

下山のときは足も疲れてるので、この石畳が滑りやすくります。
下山者の「おっと!!」という声が聞こえてきます。

富士山山頂へは右👉です。

👉の道を行きましょう。
道の流れで左へ行ってしまう人がいて、何回か「山頂はこっちですよ~~」と声をかけたことがあります。
一度、立ち止まって矢印を確認すればわかるのですが・・

*なせなら、経験したから^^:
左へ行って、あれ?っと思って戻りました。お~~!危ない危ない)

先は長い・・

石が転がってます。こんなのがゴロン!と来たら本当に危ないです。
でも、ここにあるってことは・・
ですよね ( ̄ロ ̄lll)

このあたりで、少し疲れてきます。

トレッキングポールを使って体に負担をかけないように上りましょう。

休憩してる人もいます。
マイペースが大事です。

六合目が見えてきました。

六合目

見上げると「あそこが頂上⁉」と思いますが、最後の山小屋の『御来光館(ごらいこうかん)』あたりです。

しかも、本八合目で、頂上は見えていません。

砂利道になるので、足がとられます。

いよいよ、ここからひたすら坂道の砂利道が続きます。

足がとられて、歩きにくさで疲れを感じます。

『登山は競争ではない』ので、マイペースを大切にしましょう。

体力の消耗を少なくするため、段差の小さいところを選んで上がります。

そして・・・

ここからは岩を登ります。

足もとに注意。

花小屋

最初の山小屋、花小屋へ到着です。

汗びっしょりになってます。

水分補給をしましょう。

喉がかわいてからでは遅いので、意識してポカリスエットを飲みます。

(*ロクさんは、山頂まで水500mlとポカリスエット500mlを飲み切るように意識してます。下山では、それぞれ2/3分くらい飲んでます。水500ml×2本、ポカリスエット500ml×2本持参)

さて、ここらは・・

砂利道がおわり、傾斜のある岩をよじ登る道が続きます。

危険もあるのでトレッキングポールの長さを調整したり、ときには手を使ってと、状態をみながら登ります。

でも・・手でつかんだ岩がグラ!っと動くこともあるので、確かめながら慎重に!
(*なせなら、経験したから^^:)

*トレッキングポールは後ろの人に当たらないように注意しましょう。

*前の人とは間隔をとって登りましょう。

*追い越すときは無理をせず、さらに人にぶつからないよう心づかいをもって登りましょう。

*鎖(くさり)やロープはつかまないようにしましょう。

日の出館

七合目です。

また岩道です。

トモエ館(七合目)

七合目のトモエ館です。

水分補給をして、おにぎり🍙やカロリーメイトなど食べましょう。

まだまだ、登山が続くので体力が大事です。

喉が渇く前に、お腹が空く前に補給することが大事です。

山頂まで3.6km、283分

岩道が続きます。

岩が崩れることもあるので、慎重に足元を確認して登ります。

*険しい岩道ですが、鎖(くさり)やロープはつかまないように、ゆっくり登りましょう。

救護所があります。

鎌岩館:【七合目救護所】

鎌岩館には救護所があります。
(*開設期間チェック必要)

また、登ります!

富士一館

まだまだ、登ります。!!

階段を上がって⤴

鳥居荘

鳥居荘に到着です。

(しつこいとは思いますが(゚∀゚ll)・・)

こまめに水分補給軽食休憩をして・・

さらに、登ります!

東洋館

東洋館です。リフォームされて素敵な山小屋になっていました。

布団には寄りかからないように注意しましょう。

かなり疲れもでてますが、まだまだ登ります。

次の山小屋(太子館)までは、かなり岩道が続きます。

慎重に!慎重に!!

太子館:【八合目救護所】

はい!

やっと八合目です^^

「うっそ~!まだ八合目かよ~」

と叫び声が聞こえてきます。
これホント。

疲れのあまり、みんな静かに休憩してます。

動きません。。。

水分不足と、先を急ぐ無理な登山で、気圧が高くなった八合目あたりで高山病がおきやすくなります。

山小屋以外でもどんどん休みましょう\(^o^)/

救護所があります。
(*開設期間チェック必要)

疲れていても景色をみると気持ちがス~とします☆彡

登山道を見ると、あ~⤵(-“”-)と気持ちが重くなります。

気を取り直して岩を登ります。

蓬莱館

蓬莱館へ着きました。

道の整備がされています。

具合が悪い場合、ブルドーザーの道を使用して下山道へ行くことができますので、どの山小屋でも遠慮せず聞いてみてください。

また砂利道になります。

疲れた体に砂利道はこたえます。
(; 一一)

白雲荘

白雲荘は休憩スペースが広いのでゆったりと休めます。

トイレも広くてきれいです。(200円)

バイオトイレなので指定されたもの(トイレットペーパーなど)以外は流さないようにご注意を!

携帯電話を落とすと取れません (>_<)!

気合を入れて上がります。

元祖室(がんそむろ)

元祖室(がんそむろ)です。

道中の安全祈願をしました。

こちらもリフォームされてきれいです。

元祖室から少し登ると下山道へつながる道があります。

上ります。

富士山ホテル

ここが、本八合目です。

トモエ館(八合目)

八合目のトモエ館です。

あと1時間ほどで山頂です。
(*ロクさんはもう少しかかりますが・・)

さらに砂利道が続きます。

一歩・一歩がつらい^^;

どんだけ続くんだ~と思う。

御来光館(ごらいこうかん)

最後の山小屋です。

行きましょう!!!

いよいよ九合目が見えてきました。

つらいけど、先が見えてくると頑張れる!

九合目

あと少しで九合目!

お~~!
お日様がまぶしい。

風が気持ちいい。

雲が動いていく。

そして、また登ろう・・

400m
30分

つらい

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頂上に近づくにつれ、傾斜もきつくなるので一歩がきついです。たった10歩でも息切れします。

ゴロンと落ちても不思議じゃない石がゴロゴロあります。

最後の岩道です。

足も体もかなり疲れてるので、慎重に気合をいれて登りましょう。

山頂からは

「やった~~!!」

「ヤッホ

と、声がふってきます。

お~!(^^)!

いよいよです。

鳥居の先には、山頂がみえます。

階段を上って

曲がると

富士山山頂

はい!

これが最後の階段です!どうぞ👐

ついに!

山頂につきました。

自分の力で登った日本一高い富士山山頂からの眺めは最高に気持ちいいです。


山頂と火口

久須志神社(くすしじんじゃ)

久須志神社(くすしじんじゃ)
標高3,715mに位置する神社です。

湿気もなく、太陽が近いので日差しが気持ちいい。

あちこちでお昼寝中。。o○。

富士山山頂で寝るのは最高の贅沢ですね。

火口へ行ってみましょう。

こんな風になってるんですね。

火口をぐるっと一周するお鉢巡りは一度も経験ないけど(体力がないもので)、いつかはしてみたいなっと思案中。。。

さて、下山しましょう。

下山道はトイレが少ないのでご注意ください。


下山

ひたすら砂利道を下りていきます。

五合目までの目安ですが

ゆっくりで3時間、

休みながらで4時間。

五合目の最終シャトルバスに間に合うようにおりましょう。

でも、マイペースで!

想像より傾斜のある下り坂なので砂利道が滑りやすくなります。

滑ったり、転んだりします。

(*ロクさんは毎回、経験してます。そして、この日・・転んで膝を痛めてしまいドラッグストアでひざサポーターを買いました。^^;)

**転ぶとリュックの重みで体がひっぱられます亀🐢をひっくり返したような格好になりました。

分岐点

下山をはじめて約40分ほどで八合目の分岐点になります。

間違いに注意!

吉田ルート(富士スバルライン五合目)なので黄色の矢印👈へ行きます。

(*もちろん、経験済です^^; うっかり、道なりに右に曲がってしまいました。たまたま係の人が案内してたので、もどって聞いたら「あっち」と逆を指👈さされました。危なかった (◎_◎;)。)

*後ろからきた男性2人組が、須走ルートを行ってしまいバスで戻ってきた体験を話してました。

下江戸屋の前を通ります。

*次に行った時にはなぜか『下江戸屋』の看板がはずされていました。

また砂利道を下りて行きましょう。

七合目まで長いです。

七合目

七合目です。

下山開始から約2時間(目安です)ひたすら砂利道をおりてるので、足も体力も消耗しています。

休憩水分補給しながら下山を続けましょう。

七合目をすぎると少しづつ砂利道から、なだらかになってきますが、決して滑らないわけではないので、気を付けて下りましょう。

落石注意

落石注意エリアです

落石注意エリアが続きます。

👇こんなことも大いに想定されます。

まだまだ、気をつけて下りましょう。

上り道になりますが、違う疲れを感じます。

遠い・・・

「あそこまで登ったんだ」と気分にひたりながら歩きつづけます。

朝はここから登っていったんですね。

六合目が見えてきました。

気持ちが楽になってきますね。

あと、30~40分(目安)で五合目です。

六合目

石畳は滑りやすいので気を付けて下りましょう。

雨☔で地面が濡れるとさらに、滑りやすいので十分注意です!

下って

下って

上って

上って

下って

下って

下って!
の繰り返し

ラスト!

まっすぐ道を上って

まっすぐ、まっすぐ歩いて

歩いて、歩いて、その先に・・・

五合目が見えました。

ついに到着です。

全身クタクタだけど、なぜか着いたと思うと少し元気になってきます。

五合目

おつかれ様でした。

あの上👆まで登りました。

体はクタクタ足はガクガクふくらはぎはパンパン足の指には豆リュックで肩は痛い膝(ひざ)も腰も痛い痛い・・などなど、いろんな症状をお土産に帰ってきます。

でも・・・
日本で一番高いところ、しかも世界遺産の山頂まで自分の力で登れることは、何よりの宝物です。

喜び

百聞は一見に如かず

富士山の事前情報準備を万全にして富士山登山を楽しめることを願っています。

最後にもう一度

いざ!というとき頼りになるのは、
頭の片隅にあった知識
リュックにつめた備えです。

自分なりに富士山登山プチ注意情報も作ってみました。

かなり長い案内になりましたが、最後までご覧いただきありがとうございました。

Rokusun

登山~下山
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山梨県在住の呂孔(ロク)さんです。思いつきでフラ~っと出かけるのが癒しの時間です。旅は知らない世界を教えてくれる宝です。ボチボチすすめて行こうと思っていますので投稿まで普通に季節がすぎてしまいますが暖かく見守ってください。どうぞよろしくお願いします。

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