天下茶屋と太宰治「富嶽百景」早春と紅葉

Top太宰治
呂孔トップ写真

太宰治(津島修治)が3か月ほど滞在し「富嶽百景」の舞台となった天下茶屋へ案内いたします。

火の鳥、かちかち山は滞在当時の心境から生まれました。
この時期、作家・井伏鱒二の紹介で甲府市の石原美知子さんとお見合いをし(再)結婚を決めています。
天下茶屋は多くの文人も訪れ静かな情熱に包まれてたいたのでしょう。
では、太宰治の文学の世界へ出発しましょう。

道案内(御坂みち)

河口湖方面の新御坂トンネルすぐ近くの道へ入ります(御坂みち)

15分ほどほどクネクネと上ります。

少しせまい所もありますが安全運転なら大丈夫です。

道沿いにそって走ります🚗

もうすぐです。

天下茶屋

トンネルの前に『天下茶屋』があります。

2月

駐車場:乗用車10台
(ホームページより引用)

1階が茶屋とお土産売り場で、テーブル席とお座敷があります。

太宰治が滞在した2階の部屋は、天下茶屋利用の方は無料で見学できます 。

太宰治の部屋へ

太宰治

2階の右奥です

〖 滞在時 太宰治が使用した机と火鉢 〗

座ってみました。

太宰治の目線からは、こんな感じだったのでしょうか。

この窓から毎日、富士山を眺めて文学への情熱を募らせていたのでしょうか。
想像するばかりです。

いま同じ場所、同じ窓、同じ富士山を眺めている、と思うとうれしい気持ちになります。

石原美知子(妻)

石原美知子さんと結婚後(津島美知子)、甲府市に住まわれていたこともあり、山梨にはとても縁のあるお二人です。

津島園子(長女)

〖除幕式での美知子夫人と長女園子〗昭和28年10月

太宰治(本名・津島修治)の長女で、早稲田大学第一文学部卒業。

元厚生大臣・津島雄二氏(婿)の奥様であり自民党衆議院議員・津島淳氏のお母様でもあります。

津島淳氏をフランスのパリでご出産されました。

画家という経歴もあり、太宰治の顕彰にも努められました。

2020年4月20日、78歳でお亡くなりになりました。

天下茶屋のアイドル🐕

2月

静寂の峠にいると心が休まります。

それが、天下茶屋の魅力なのですね。

今は犬の『小梅ちゃん』が静かに魅力的なアイドルになっています。

紅 葉

そして、あっというまに季節は10月下旬になりました。

しばし紅葉の天下茶屋をご覧ください。

鮮やかな紅葉を求めてたくさんの方が訪れいています。

ハイキングもツーリングもいっぱい。

茶屋もにぎわって、この素晴らしい景色を穏やかに楽しんでいるようですね。

天下茶屋4

2階の左側が太宰治が居た部屋です。

当時と変わらない紅葉を私たちも見ているのでしょうね。

お客さんがたくさん来るからなのか、なんと小梅ちゃんは山のほうへ移動してました。

お父さんからのお願いのようです。
necchusyou_face_boy3

小梅ちゃん・・・

山椒(さんしょう)味噌おでん

580円

このつぶつぶは何だろう?

店員さんにきいたら、クルミと山椒が入ってるそうです。

いもだんご

580円

ちょっと甘めの衣

フリッターみたいに揚げてあります。

ジャガイモをつぶして、塩味がついてるような。

シンプルにバターだけですがホクホクと美味しいです。

天下茶屋ほうとう

今回の紹介にはありませんが太宰治と井伏鱒二にも好まれていました。
1,100円

さて おつぎはどこへ参りましょう。

【呂孔さん紀行】の旅はつづく


呂孔まめ注意!

帰り、山道をおりてきてからは注意をしてください。

ごらんの通り、すぐそばがトンネルです。

道にでるのにトンネル方面を確認しても、暗くて車が来てるのか、来てないのか?わかりにくいです。

車のライトだけで確認しなくてはいけません。

特に右折 の場合、登り坂なので左から車が猛スピードで走ってきます。

カーブミラー遠くて超小さいので、左とトンネルの確認だけが頼りです。

どうぞ、安全運転で楽しい旅をお続けください。
o(^∇^o)


最後までご覧いただきありがとうございました。
by Rokusun

天下茶屋
ロクをフォローする

山梨県在住の呂孔(ロク)さんです。思いつきでフラ~っと出かけるのが癒しの時間です。旅は知らない世界を教えてくれる宝です。ボチボチすすめて行こうと思っていますので投稿まで普通に季節がすぎてしまいますが暖かく見守ってください。どうぞよろしくお願いします。

ロクをフォローする
呂孔さん紀行
タイトルとURLをコピーしました