「母の白滝」は河口浅間神社の裏山を上がったところにあります。
その昔、富士山へ登る前にこの滝で身を清める禊(みそぎ)をしてから河口浅間神社で安全祈願をしたそうです。四季を通して滝の美しさを楽しめることはもちろん雄大な富士山を眺めることもできる隠れパワースポット!まさに富士の聖地ですね。
では、行ってみましょう。
〒401-0304 山梨県南都留郡富士河口湖町河口
河口浅間神社より車で約10分
問い合わせ 富士河口湖町観光課 TEL 0555-72-3168
母の白滝へいってみましょう!
河口浅間神社駐車場の角にある信号を山の方面へ進みます。
この先は少し狭くなりますが、そのまま山の方面へ。
河口浅間神社の周囲を走るようになります。左側は👈は河口浅間神社内です。
散策の階段があります。
ちょっと、階段を上がってみましょう。
すぐに道路にでることができます。
さっきの道路を走ると黒の矢印←から来て、ここで合流します。
いったん、道路へ戻ってみましょう。
道路を進むと・・
分かれ道になりますが、案内があるので左へ進みましょう。
キャンプ場の「まほろば」の看板もあり同じ方向へ進みます。
が!道がせまいところが結構あるので注意してください。
赤矢印が歩いて上がってきたところです。
ここで合流します。
事前のブログ・チェックで「母の白滝へは、ゆっくり散策しながらもいいですね!」と書いてあったので歩いて行ってみることにします。
Let’s Go! Go!
シーズンにもよりますが「母の白滝」「まほろば」「天空の鳥居」があるので狭いながらも車は多いです。
すれ違いの待機スペースもあるので様子をみながら進みましょう。
ワゴン車が下りてきました。
Retreat campまほろば(リトリートキャンプまほろば)
合流点から約10分でキャンプ場・まほろばに着きました。
富士山の眺めも最高です!きれいなキャンプ場なので気持ちよく楽しめますね。
すでに、くつろいでる方もいます。
家族や学生などなど到着して車から荷物をおろしていました。
楽しそう!
「Retreat campまほろば」
電話 090-4128-6066
住所 〒401-0304
山梨県南都留郡富士河口湖町河口山宮2553
では、また上っていきましょう。
ん!?
こっそり案内板がありますね。
よく見ると「母の白滝まで1080m」と書いてあります。
1㎞って結構あるような・・・
滝だから山の上ってことは間違いないし。。
ハイキングのひとたちが下りてきました。
こちらは頑張って上ります。
富士山遙拝所「天空の鳥居」
7分ほど上ると「天空の鳥居」という富士山がキレイにみえる遙拝所に着きました。
最高の富士山ビューポイントですが、撮影にはちょっと規制の案内板があるので、チラっと撮影だけにしました。
さてはて、あとどのくらいでしょか?
近くに工事のおじさんがいたので
ロクさん
「すみませ~ん!母の白滝はあとどのくらいですか?」ときくと
おじさん
「え!もしかして下から歩いて来たの?」と不思議そうに質問されてしまいました。
ロクさん
「はい!ブログに 『母の白滝へは、ゆっくり散策しながらもいいですね!』 と書いてあったんで、すぐ近くかな?と思ってきました。」
おじさん
「( ̄∇ ̄;)ハッハッハ!天気もいいし歩くのもいいかもね。あと15分くらいかな?この道を真っ直ぐ行くと着くから! 途中から砂利道になるけど看板もでてるよ。左の山のほうへは行っちゃだめだよ。あの辺かな・・」と山の上を指さして教えてくれました。
ロクさん
『・・・』
(けっこうあるんだけど・・)
お礼を言って再出発しました。
ちょっと歩くと、おじさんの言う通り砂利道がでてきました。
砂利道で狭いですが車は通れます。すぐに3台の車が行きました。
しばらく歩くと山の中にひっそりとお洒落なカフェ「あぅん」さんがあります。
駐車場は台数が少ないですが綺麗に整備されています。
*駐車場の写真を撮り忘れてしまいゴメンナサイ。
紅葉の先に富士山がくっきり見えます。
母の白滝
そして、ここから少し下るとついに!
母の白滝にたどりつくことができました。
*河口浅間神社の裏道からスタートして(写真を撮りながら)30分ほどかかりました。
自力で歩いてきただけに感動ものです!!
昔、富士山登山まえに「禊(みそぎ)」のために、今きた道をここまで上ってきたってことですよね?
現在ほど道もよくなかったはずですが、同じ体験ができてよかったです。
*禊(みそぎ)とは『身』または『水』をすすぐが略されたと言われています。
では、この上にある「父の白滝」へ行ってみましょう。
道が整備されてますが気をつけて上ります。
母の白滝を上から見ると、ちがう滝の姿を感じられます。
母の白滝の上のほうを近くで見れます。
さらに上がって・・
手すりもありますが、足元には気を付けましょう。
父の白滝
5分ほどで父の白滝です。
お父さんの水を、お母さんが受け取ってるんですね。
もう少し上がってみます。
階段から振り返ると・・
気を付けないと危ないですね!
川のすぐそばを歩きます。
せっかくなので水にさわってみました。これで「みそぎ」といたします。
なにやら案内が見えます。
ん?ここは登山道になってたんですね。
登山道へはいかずに川沿いに行くと、すぐに終点のようです。
人工的に作られたのでしょうか?
コンクリート(?)の壁から水が流れ落ちてきますが、この先はどうなってるのかミステリー(?)ですね。
では、ゆっくり下りることにしましょう。
『母の白滝神社』へ来年の富士山登山の安全祈願をします。
本当に水がでますよ。
では、母の白滝で禊(みそぎ)をした気持ちになって、清い心で来た道を帰るとしましょう。
これで来年も、安全に富士山登山ができることでしょうね。
呂孔まめ感想
いかがでしたでしょうか?
なんと!今から約1,200年前の平安時代の頃より富士山登山まえに、身禊(みそぎ)をするためにここまで歩いてきてたんですね。その後、河口浅間神社で祈願をして宿坊で宿泊し(宿泊は禊の先か後か・・?)さらに、富士山まで歩いたことでしょう。もちろん一合目から歩いて頂上まで!
頂上まで行ったからには帰りは一合目まで下りて来て、また故郷まで歩いて帰ったわけですね!?
現在は、富士山周辺の駐車場に停めて、五合目までバスで行き登山開始!下りてきてもほぼ五合目までです。日帰りもできる時代です。
そう思うと、昔の人たちにとって富士山は本当に神の聖地だったのかもしれませんね。
どんなに時代がながれても、富士山の魅力を共感する気持ちは今も変わりません。
もし「母の白滝」を訪れる機会がありましたら昔の人たちもここに立って滝を眺め、禊(みそぎ)をしていた姿を想像してみてください。母の白滝がもっと愛おしく思えることでしょう。
最後までご覧いただきありがとうございました。
Rokusun